月別アーカイブ:7月 2020

夏の絶景、収穫のとき(麦の刈り取り・麦稈ロール)

北海道美瑛にオープンする絶景の宿(1日1組限定の貸別荘)のオーナー櫻井です。   美瑛は夏真っ盛りです。とはいっても、気温は28℃前後です。道外の方にはなんてことない暑さです。観光客もさらに増え、ヴィラから見えるケンとメリーの木の駐車場には平日でも多くのレンタカーや道外ナンバーの車がとまっています。   いよいよ麦を刈るコンバインが動き出しました。農家さんは休日返上で刈り取り作業に追われます。また、雨の日には刈り取りができないので天気ともにらめっこ。たわわに育った麦を刈り取り、茎の部分をコンバインの後ろから排出、その後、トラクターの後ろにロールにするアタッチメントを付け丘にコロコロロール(麦稈ロール)を作ります。   Villa Skavlaの周りのそば畑も花が満開時期を過ぎ、結実に向かっています。ヴィラ敷地内のキガラシも花がほぼ終わり、種のさやを付け始めたので、地面にすきこみました。花畑のど真ん中をトラクターでゆっくり走る体験を初めてしましたが、残った花にとまっているマルハナバチは大慌てです。スズメバチのように攻撃性がないので、トラクターに向かってくることはありません。すきこんだものは、土の中で熟成させ土を肥やし、しばらく置いたのち、再度、キガラシを蒔くことにします。今度開花するのは9月下旬、ヴィラのプレオープン時期になると思います。   美瑛の夏は、晴れていても山が見えないというのが特徴的です。高確率で十勝岳連峰や大雪山と美瑛の丘の競演をご覧になりたい方は、秋以降の観光をお勧めします。夏は、厚い雲の切れ間から陽が射し、丘を照らすドラマチックな光景がよく見られます。 。   Villa Slavla(http://villa-skavla.com)は建物を丸ごとお貸しする一棟貸(貸別荘)スタイルです。4000㎡の敷地に、1日1組限定のラグジュアリールーム。特別な時間をお過ごしください。テラスで焚火を見ながらぼーっとしたり、バーベキューを楽しんだり、薪割したり、思う存分写真を撮ったり、楽しみ方はあなた次第。絶景を見ながらお寛ぎください。   正式オープンは晩秋になる予定です。大雪山や十勝岳連峰は白く、カラマツはオレンジに、秋蒔き小麦の芽が緑に、私の一番好きな季節、皆様にも堪能していただきたいと思います。

2020-08-03T09:40:38+09:002020.07.27|

ネオワイズ彗星(美瑛の夜空)

北海道美瑛にオープンする絶景の宿(1日1組限定の貸別荘)のオーナー櫻井です。   3週間前の週末より先々週末、先々週末より先週末と美瑛を観光される方が見る見る増えて来ています。週末ほどではないですが、平日も増えました。平日に目立つのは、高級車や クラッシックカーに乗られた60歳代の方です。奥様を助手席に乗せて、パッチワークの美瑛の丘を颯爽と走る姿は格好良く憧れます。私は65歳になったら、キャンピングカーで妻と全国を旅することが夢です。   丘の麦の穂はたわわに育ち、黄色から茶色へと変わり始め、そろそろ収穫の時期になるのではないでしょうか。麦の刈り取りにはびっくりするほど大きなコンバインが使われます。前の道路を前後に先導車を従え道路幅いっぱいの巨大なコンバインが刈り取る畑に向かってゆっくり走る様子を初めて目にしたときは、鳥肌が立ちました。   Villa Skavlaの周りは、そば畑です。今は蕎麦の白い花が満開で、ぷかぷか浮く白い雲の夏空に映えてとてもきれいです。ここも8月中旬にはコンバインが入ります。蕎麦は茎が赤みかかっているので、刈り取った後も朱色の丘が広がってお気に入りの景色です。   美瑛の丘は夜になると真っ暗で、星も都会の〇〇倍、綺麗に見えます。先日、話題になっているネオワイズ彗星を撮ってきました。星を撮るのはほぼ初めてで、知人に少しアドバイスをいただいたので、初めてにしては上出来かなと思う写真が撮れました。撮影ポイントには、中高年のカメラマンが沢山来ていました。驚いたのは、8割ぐらい女性カメラマン。「撮れた?」「もう少し感度を上げる?」など楽しそうに会話しながら撮影していました。男性だと一言二言交わして黙々と撮る人が多いですが、仲間と賑やかに撮るスタイルもありかもしれません。最近のカメラは感度もいいので、目に映らない夜空も撮ることができると思います。   Villa Slavla(http://villa-skavla.com)は建物を丸ごとお貸しする一棟貸(貸別荘)スタイルです。4000㎡の敷地に、1日1組限定のラグジュアリールーム。特別な時間をお過ごしください。   正式オープンは晩秋になる予定です。大雪山や十勝岳連峰は白く、カラマツはオレンジに、秋蒔き小麦の芽が緑に、私の一番好きな季節、皆様にも堪能していただきたいと思います。

2020-07-20T11:59:44+09:002020.07.20|

夏空の下(金色の麦の穂)

北海道美瑛にオープンする絶景の宿(1日1組限定の貸別荘)のオーナー櫻井です。   今、美瑛の丘の彩は最高潮です。小麦の黄色、大麦の茶色、ジャガイモの白や紫の花、ラベンダーの紫、そばの花の白とまだまだ言い尽くせないほど沢山の色があります。また、朝、昼、夕の光線の角度や晴れ、曇り、雨と天候でも色は変わります。 夕陽に照らされた麦の穂は、金色に輝きます。青い空と上空の強い風でできた筋状の雲。写真はシュカブラから10分のところにある麦畑。地上のそよ風に穂がなびきます。 Villa Skavlaの景色も最高です。もちろん建物の外で見る丘も美しいですが、室内から大きな窓を通して見ると、刻一刻と変わる美景はまるで動画を額縁に収めたようです。 私は風景写真の撮影を趣味の一つとしており、腕は決して良いとは言えませんが、ホームページの写真も自分で撮っています。同じ趣味を持つ写真家さんに、是非、ご宿泊いただき、ここからの絶景を思い思いに切り取っていただきたいと思っています。お時間が許すのであれば、私に撮影のアドバイスなどもいただけるとありがたいですね(笑)   ヴィラ敷地内のキガラシも最高潮です。敷地内への立ち入りは、ご宿泊された方のみですので、お客様は敷地内の花木の鑑賞や撮影を独り占めです。今、咲いているキガラシは2週間ほどで土に鋤込み、その後、また、キガラシ等の鑑賞用作物の種を蒔こうと思います。それが開花するのは、9月下旬か10月頃。   5日ほど前、福岡ナンバーの車を3台見かけました。最近はようやく観光をされる方が美瑛にも戻ってこられているようで、週末のみならず平日も賑わいを取り戻しつつあります。このまま、この状況が続くことを願っています。   Villa Slavla(http://villa-skavla.com)は建物を丸ごとお貸しする一棟貸(貸別荘)スタイルです。4000㎡の敷地に、1日1組限定のラグジュアリールーム。特別な時間をお過ごしください。   建物は8月末に完成予定で、その後諸手続きを終えてから、ご予約の受付となります。 お客様にお会いできる日が待ち遠しいです。

2020-07-14T10:47:36+09:002020.07.14|

美瑛に夏が来た

北海道美瑛にオープンする絶景の宿(1日1組限定の貸別荘)のオーナー櫻井です。   7月に入り、気温も上がるようになってきました。とはいっても30度までは達していません。日照不足が続いていると農作物が育たなく、反対に雨が降らないと水不足で枯れてしまい微妙なバランスが大事です。 道外の方は、北海道の夏といえば涼しいと連想されると思いますが、美瑛を含み旭川を中心とする上川は盆地であるため、気温は意外と上がり30度を超えることもたびたびあります。ただし、朝晩は気温が下がり、スーッとした冷気を感じます。この寒暖差が、トマトなどの果実の成長には大事で、美味しい野菜ができるのです。美瑛はトマトの産地でもあり、新規に就農される方は、先ずはトマト栽培を一から叩き込まれ、その後、麦や甜菜糖(砂糖の原料)などを栽培するようになり、立派な農家になっていくそうです。   先週、美瑛町の隣、上富良野町まで足を延ばし、丘ブラしてきました。 上富良野町も酪農と畑作地帯で綺麗な景色が見られるところです。同町には、ドラマ「北の国から」で有名になった露天風呂、吹上温泉があります。この日も旅行者や地元の方が入りに来られていました。 私が三重県から移住する前に旅行でここに立ち寄ったとき、地元の人から「どこから来たの?」と聞かれ「三重県から」というと、「上富良野には三重県人会があって。私の爺さんは三重県から入植したんだ。親戚も三重県にいるよ。」とのこと。100年以上も前、現在の津市から入植したとのことで、お爺さんから聞いたという開拓時の苦労話を聞くことができました。昔は人力や馬で土を起こし、木を切り倒して根っこを抜き、広大な土地を耕した、気の遠くなる作業だったのでしょう。話す言葉が、少し伊勢弁のイントネーションに似ている部分があったのを覚えています。 「冬道は危険だから安全運転で旅行するんだよ。これしかないけど持っていきな。」と缶ビールを1本渡されました。「んっ」と思いましたが、ありがたく頂戴し、極寒の車中泊で寝酒としていただきました。 平成9年に上富良野町と津市は友好都市提携を結んだようです。 週末、涼しくなった夕方、敷地内で焚き火をしました。揺らめく炎を見ていると心が落ち着きます。焚き火を見ながらぼーっとするのもいいですね。 広い敷地では、ちょっとしたキャンプ気分も味わえます。   Villa Slavla(http://villa-skavla.com)は建物を丸ごとお貸しする一棟貸(貸別荘)スタイルです。4000㎡の敷地に、1日1組限定のラグジュアリールーム。特別な時間をお過ごしください。   写真は敷地から見えた夕焼けです。夕陽が沈むと景色を見なくなる人がいますが、夕焼けは日没後にやってきます。時間を忘れて空のグラデーションを楽しんでいただきたいです。   敷地内のキガラシが満開に近くなりました。初めて種まきをしたので、咲き方にムラがあります。次回はもう少し綺麗に撒けると思います。 ここ数日は、草刈りや杭打ちなど敷地の環境整備。お客様をお迎えするための準備は、まだまだ続きます。

2020-07-06T12:06:13+09:002020.07.06|
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