Blog2021-04-10T11:27:44+09:00

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1月 2022

同じ趣味のご近所さん(大雪山を撮る)

2022.01.20|

今朝の美瑛は冷えました。氷点下22度、晴れ、少し薄雲。昨夜の天気予報や役場からの水道凍結注意のお知らせもあったため、ダイヤモンドダストや樹々の霧氷を期待していました。ですが、ダイヤモンドダストは現れず、霧氷も期待ほどではありませでした。薄雲だとダイヤモンドダストが発生しづらい(見づらい)という。 昨日の日中は暖かく、日向は雪が溶け、少しべちゃべちゃしたような感じになっていましたが、夜の冷え込みで一気に凍れ上がりました。 歩くとキュッキュッと雪が鳴きます。一度溶けた雪は、再び凍り細かな枝のような結晶になっています。手で払うと白い粉のように舞い上がります。 日の出前の十勝岳連峰の上には、明けの明星が。 オプラテシケの山際から登った朝日が、大雪山旭岳を斜めから照らし、丘の一日が始まります。 今日は一日晴れの予報、カメラ片手にブラブラしたくなる日です。 カメラと言えば使っているものは、15年ぐらい前のデジタル一眼レフ。一応、上級者モデルですが、お店の人の話では、現行の初心者モデルの方が性能も格段に上とのこと。イメージセンサーに埃や傷もついていて、オートフォーカスも利かないので、そろそろ買い換えたいところです。 ということで、ネットで調べてみると「高っ!!」。これは手が出ない。中古で探そう。 さて、夕方も晴れ。大雪山が夕陽に照らされ光っています。新栄の丘まで少しドライブ、邪魔するものがなく大雪山が陸の浮島のように浮かび上がっています。黄色からピンクにそして白い山に。空は水色から紫、そして濃い青に移ろいます。まさにマジックアワー。気温もぐんぐん下がり、深呼吸をすると肺が凍りそうでむせます。 ふと、横を見ると見慣れた車が。ご近所(500m離れていますが)のご夫妻です。奥様が写真を趣味にされているので、度々、撮影スポットで会います。あまりにもよく会うので顔を見合わせ、思わずお互い大声で笑ってしまいました。

氷点下23℃の夜の撮影(強運のお客様)

2022.01.10|

シュカブラには、時々、写真撮影を趣味にされた方もいらっしゃいます。 この3連休に関西方面から来られた方も、ご趣味がカメラとのことで、クリスマスツリーの木を撮ることがメインとのことでした。 撮るタイミングは、降る雪をストロボで照らし、その中にクリスマスツリーの木が佇んでいる様子と、オリオン座がクリスマスツリーの木の上に来たときに撮るということとのことでした。 どちらも、気象や時間の条件が整わなければ撮れない一枚です。 シュカブラにご到着されたときは曇り、そしてご滞在中も曇りがちの予報でした。『どちらか1枚撮ってもらえたらいいな』ぐらいに思っていました。 2日目の朝、曇りから雪に変わり、宿の駐車場から車がなくなっていました。撮りに行かれたのだろう。お昼前にタオル交換に伺ったときにお話を聞いてみると、降る雪とクリスマスツリーが撮れたとのことで、満足されたご様子。夜には、オリオン座とこの木を撮りたいとのことでした。夜から晴れ間が覗くとの予報でしたが、その時の空は、全くそんな気配を感じさせない厚い雲に覆われており、これで、晴れて希望されている写真が撮れたら、強運の持ち主だろうと思っていました。僕も、晴れたらどこかに撮りに行こうかななどと考え、自宅の窓から外を眺めていました。 夕方から北風が強くなり、雲の動きが激しくなりました。南東の空は曇っていますが、もしかしたら、風上の北の空は晴れているのではないかと、外に出てみると、空には雲がなく、綺麗にグラデーションがかかっています。慌ててカメラを持ち出し、セブンスターの木の近くのイブの木(写真)まで車を走らせました。晴れだしているため、放射冷却で気温は氷点下12℃まで下がっています。 オリオン座がクリスマスツリーの木の上に来るのが真夜中の0時から1時頃です。何とか晴れた空が広がって、その時間まで持ちこたえてくれないか願っていました。 自宅に帰り夕食を終え、子供と少し遊び、夜の10時頃、気温を見ると氷点下17℃。まだ、晴れて星が瞬いています。お客様はまだ、お出かけになっていないご様子でした。晴れてはいるが、こんな寒い中、出かけて大丈夫だろうかと少し心配しながら、11時に眠りにつきました。 朝、目覚めると外は厚い雲に覆われていました。「撮れたんだろうか」 [...]

初日の出

2022.01.01|

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 十勝岳連峰にのしかかるような雲がかかっているものの、初日の出を拝むことができた新年の幕開けです。 大晦日は例年通り「ゆく年くる年」を見ました。0時を迎えテレビから新年を祝う花火が打ちあがるのが中継されていましたが、テレビからの花火の音とずれて、微かに外から同じような音が聞こえます。窓の外を見ると美瑛の街にも花火が上がっています。それほど大きく見れませんが、照明を消し、薪ストーブを焚き、暖かな室内から遠くに見える花火を「お泊りのお客さんも見ているのかな」などと考えながら、新年を迎えました。 昨年は、首都圏、関西圏、中部圏の方を中心に100組以上の方々とお会いすることができ、充実した1年になりました。こちらも、感染防止対策をしていますが、お越しになられる方からは、前もって「ワクチン接種済みです。」「PCR検査を受けています。」「東京から伺っても大丈夫ですか」などのお気遣いをいただく方も沢山いらっしゃいました。 早くマスクを取って、不安なく旅を楽しめる時が来るのを願うばかりです。 今シーズンは全国的に寒波が襲いかかり、日本海側では大変な雪になっているようですが、美瑛は今のところ、昨シーズンより少なめです。 全国ニュースで北海道の大雪が報道されると、北海道外の方からは、「大丈夫ですか」「到着できるでしょうか」等とのお問い合わせがしばしばあります。 確かに美瑛も大雪に見舞われることがありますが、道内の中ではそれほど雪の多くない地域です。例えば日本海側のニセコなどは3mの積雪になる年もありますが、美瑛は多い年でも1m程度です。さらに帯広や釧路などの太平洋側になるとあまり積もりません。小中学校の授業でも、日本海側はスキー、太平洋側はスケートです。 ただし、雪が降らなく晴れた日の朝は冷えます。 今朝も晴れたので、窓に付けた温度計を見ると氷点下15℃を指していました。 [...]

12月 2021

ホワイトクリスマス・風のいたずら・雪遊び

2021.12.21|

今週末はクリスマスですね。北海道美瑛もやっと根雪になりました。いつものように綺麗なホワイトクリスマスを迎えられそうです。 最近は、大雪山や十勝岳に雲がかかることが多く、切れ間から光が差す天使の梯子(光芒)がシュカブラの窓から見られることが多いです。 昨日は沢山の雪が降り、夜は晴れて風が吹いていたようです。 朝起きて、窓の外を見ると雪の柔らかな部分が風に飛ばされて、少し硬い部分が残る現象、シュカブラができていました。今シーズン初のシュカブラ。雪の量もそれほどなく、風もそれほど強くなかったため、波がうねるようなシュカブラにはなりませんでしたが、雪面に光が差すと自然が作った不思議な模様を見ることができました。 ここ数年は、冬でも何台かのレンタカーを見かけるようになりました。10年ほど前は全くと言っていいほど観光客を見かけませでしたが、ウインタースポーツ目的ではなさそうな方々をしばしば見かけます。でも、まだまだ夏には遠く及ばない。 北海道外の方が美しい真っ白な雪原を見てみたいと思っても、二の足を踏む大きな要因が寒さです。「氷点下15℃」と聞くと、想像もつかない寒さに恐れをなすのです。ただ、皆さん勘違いをしているのは、家の中も寒いと思っているということ。確かに戦後間もないころはそうだったのでしょうが、何を隠そう、今は北海道の家の中は日本一暖かいのです。室温は21℃。ぎっしりと断熱材の入った外壁の暑さは25~30㎝、窓は3重のガラスです。三重県にある私の実家の室内は18℃、身体の芯が冷える感じがします。北海道で生まれ育った妻を連れて帰省すると、いつも「寒い、寒い」と言っています。身体の芯が冷えた状態で5℃の外に出ると「嫌な寒さだ」と言います。 北海道の家では身体の芯が冷えないため、マイナス15℃の外に出ても表面は冷たく感じますが、背筋を抜けるような寒さは感じません。いわば、スカッとした寒さ。とりあえず、仰向けにキタキツネや野ウサギの足跡が付いた大きく白いベッドに横たわります。何も考えないで、青空やちらつく雪を見つめます。多少、顔に雪が被ろうが気にしません。 さあ、雪かきです。ふかふかの軽い雪ですが、広範囲を除雪すると、着ていたダウンジャケットを脱ぎ、フリースを脱ぎ、長袖Tシャツだけになり身体から湯気が出るように熱くなります。除雪が終わって家に入ると、室内は春のよう。冷えたビールが最高ですね。 冬ならではの楽しみ方です。

大雪山・十勝岳連峰のマジックアワー(山を見る)

2021.12.10|

今年の北海道は雪が積もるのが遅いです。美瑛も同じくで、いつもならシュカブラの周りは雪に覆われていますが、11月に沢山積もった雪は全て溶けてなくなりました。いつもトラクターで除雪をしているのですが、今年は一度も出動していません。 ただ、山は真っ白です。ここ2・3日は快晴のため、雪の積もった美しい十勝岳連峰や大雪山を見ることができました。 早朝6時は、まだ辺りは真っ暗です。ようやく十勝岳連峰の山の端の空がオレンジ色に染まり始めると、朝のマジックアワーの始まりです。空は何とも言えないグラデーション。そこから徐々に明るさを増し、山の端から朝陽が少しだけ顔を出すのは7時10分頃、辺りは一気に様々な色をみせてくれます。地表の霜が真っ白に輝き、薄い霧が丘を漂います。 日中は青い空と連なる白い山のコントラスト、そして霜が溶け濡れた秋蒔き小麦の緑もキラキラと輝きます。 真っ白な山を近くで見るために十勝岳温泉の展望台に出かけます。美瑛の街を抜け、丘を越え、上富良野の街から十勝岳めがけて車を走らせます。途中、林の隙間から太陽に照らされた山が顔をのぞかせます。 最後のヘアピンカーブを上ると十勝岳温泉凌雲閣さんに到着。 ここから見る山々は、新緑、盛夏、紅葉、そして雪の時期、どの季節でも絶景です。凌雲閣さんは日帰り入浴もでき、露天風呂から見る山は格別です。 切り立った山の肌に吹き付けたような雪、自然の厳しさを伝えてくれます。 夕方は丘に戻って、夕陽に染まる大雪山を見ることにしましょう。14:00を過ぎると夕暮れ時を感じさせる陽の光です。15:30過ぎには丘の向こうに太陽が沈みます。山だけが照らされ、ピンクに染まります。山を縁取るように空は薄紫に、夕方のマジックアワー、トワイライトです。薄暗くなった丘にピンクの島が浮いているような光景。寒さを忘れて夢中でシャッターを切ります。 今年の春、ご近所に九州からあこがれの美瑛へ移住されてきた方がいらっしゃいます。毎日、丘めぐりを楽しみ写真を撮られています。初めての本格的な冬をワクワクドキドキしながら迎えているそうです。

11月 2021

クリスマスの過ごし方・北海道の家・野ウサギが帰ってきた

2021.11.30|

先週、北海道の日本海側やオホーツク海側には沢山の雪が降りました。美瑛でも2日間で40㎝ほど積もりました。この時期の雪は気温が高めなため、少しべちゃべちゃしていて固まりやすいです。早速、小学生の次男と一緒に雪だるまを作りました。厳冬期である12月下旬から2月はサラサラの雪で固まりづらく、その時期に雪だるまを作ろうと思うと少し水を混ぜてやる必要があります。 厳冬期の遊びは、先ずふかふかに積もった雪へのダイブです。スノーシュー散歩、そり遊び、そして、雪の結晶をじっくり見ることです。関東や関西でも雪が降ることがありますが、地表に落ちた瞬間から雪の結晶は溶けてしまいます。建物の外壁や車のボンネットなど、色の付いたところに落ちた雪は結晶が見やすいです。黒い画用紙を用意してもいいでしょう。雪の結晶は、一つひとつ形が少しずつ違い全く同じものはないそうです。また、晴れた日の朝は室内からダイヤモンドダストや運が良ければサンピラーを見るのもいいでしょう。 冬の晴れた朝は、放射冷却で氷点下20℃程度になりますが、室内は+22℃。北海道の家は本州などの家に比べて格段に断念性能が良く、室内は快適です。「秘密のケンミンショー」というテレビ番組でも言っていましたが、冬の家の中の平均温度で一番暖かいのが北海道だとのことです。冬に来られた北海道外の方が、室内に入り最初に声にされるのが「暖かいー!」です。 私が、北海道に移住して感じたことのひとつが、道産子(北海道生まれの人のこと)は、非常に寒がりということです。その証拠に、進学や就職で上京した道産子は、暖かいところに行けると喜んで上京するようでが、冬の東京の室内の寒さに凍えるそうです。そして、室内で身体の芯が冷えているため、北海道に寒さに比べて大したことのない+5度の室外に出ても凍え、「嫌な寒さ」だと感じるようです。 北海道では極寒を克服するために、外壁の厚み30㎝程度で断熱材をぎっしり詰めた高性能な家を作るに至ったのででしょう。 9・10月に野ウサギをよく見かけました。焚き火をされていたお客様から5mぐらい離れた所にしばらく座っていたこともあります。最近、あまり見かけなり引っ越したのかと思っていましたが、積もった雪の上に沢山の足跡が残っていました。よく見ると、足の大きさと歩幅が違います。親子のウサギなのでしょう。足跡があったその日の夜から、窓の外に庭を走るウサギを見かけるようになりました。ウサギは季節で毛が生え変わります。まだ、茶色でしたが、もうじきすると真っ白の毛に生え変わるでしょう。 明日から12月です。クリスマスがやってきます。クリスマスイブには美瑛の丘のクリスマスツリーの木を見て、クリスマスディナーやクリスマスケーキを食べ、薪ストーブの炎を眺めながらワインを飲み、いつものホワイトクリスマスを過ごしたいと思います。

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