暮らすように泊まる(ワーケーション・テレワーク)
昨日は冬至、また、土星と木星が大接近した日でもありました。残念ながら曇っていたので、世紀の天体ショーは見られませんでした。 良く晴れた夜には、お部屋の電気を全て消すと、星空のスクリーンにいろんな星座が現れます。スクリーンとは窓のことで、リビングには縦150㎝×横210㎝の窓が2枚あり、木枠の額縁のようなこの窓から、今の時期には、20時ごろ冬の星座の代表格オリオン座、冬の大三角形、夜明け前には春の星座しし座など沢山の星座が見られます。また、浴室も同様、お湯に浸かりながら、浴槽の近くにあるスイッチをOFF、天体ショーの始まりです。 Skavlaは連泊されるお客様が多くいらしゃいます。皆さん思い思いに過ごされています。 写真を趣味にされている方は、日の出前から出かけ、戻って来てからお部屋でゆっくり、また、夕方に出かけ夕暮れ時のシャッターチャンスを狙うようです。このサイクル、私も写真を趣味にしているのでよく分かります。 また、リモートワークをされる方もいらっしゃいます。会社とネットで繋がるテレワークもありますが、最近、観光地などが進めようとしているワーケーション(ワークとバケーションが合わさったもの)です。連泊中にお掃除のため、お部屋に入らせていただいたのですが、テーブル上にはデスクトップパソコン用のモニターが、その向こうには窓からの雪景色が見えました。最近、テレビ等でワーケーションという言葉を聞いていましたが、「まさにこれだ!」というものでした。自分で建てておきながら、私の想像を超えた宿の活用方法で、これからの時代を象徴するような仕事のスタイルだと感銘しました。薪ストーブを焚き、コーヒーを飲みながら、パソコンに向かい、目を癒すために視線を少しずらせば、そこには美瑛の丘や十勝岳連峰の絶景が。バケーションレンタルは、遊びだけではなく仕事にも使え、「暮らすように泊まる」ということにも通づるものです。 先週は沢山の雪が降り積雪は50㎝ぐらいになりました。風の強い夜もあったため、敷地内には、少しだけシュカブラ(風雪紋)が出来ました。まだまだ、これから、雪が降っては締まりを繰り返すとシュカブラができやすくなります。 敷地内ではスノーシュー散歩やそり遊びもお楽しみいただけます。