美瑛は徐々に本格的な冬に入ってきました。昨日から雪が断続的に降っています。現在のSkavlaの積雪は20㎝程度です。
今日、午前中は所用で旭川市内に出かけました。いつも旭川は美瑛より積雪が多く、今日も30㎝ぐらいは積もっていました。
旭川の人からは、よく「美瑛は雪が多いでしょ」と言われますが、実は例年旭川の方が1.5倍ぐらい積もります。
また、住宅街にお住まいの方からは、「広大な土地の除雪は大変でしょ」と言われますが、土地が広い分、除雪機やトラクターで雪を飛ばす場所が沢山あります。住宅街は、隣の家の敷地に飛ばすわけにはいかず、玄関先にどんどん溜めていくため、固い雪の山ができます。

基本的に幼少のころから北海道に住んでいる方(俗にいう「道産子」)は、雪が嫌いな方が多いです。
雪の少ない地域の方は、この時期に雪が降ると、「ホワイトクリスマスにならないかな」とワクワクしたり、クリスマスイブのロマンチックな雰囲気を想像したりしますが、道産子の多くは、少し雪が降ると「あ゛ぁ、また、除雪か、腰が痛い」など、かなりマイナス思考になるようです。
雪の楽しみ方は沢山あります。スキーやスノーボードなどゲレンデが必要なものもありますが、単純にふかふかの雪に背中から倒れこむことや、スノーシューで散歩する、雪の結晶を撮影するなど、数えきれないほどの楽しみ方があります。
除雪を経験したことのない方は、スコップで除雪する体験が楽しいと感じることも多いようです。
2年前の冬、敷地前の道路を通りかかった台湾からの観光客が除雪機で除雪している私の姿をじっと見ていたため、言葉は通じなかったのですが、身振り手振りで、「除雪をやってみるか」と伝え、除雪機を使わせてあげたところ、大興奮の大はしゃぎで、仲間で写真を沢山取っていました。思いもよらないところに楽しみが潜んでいるのだと改めて感じました。

写真は12月12日、雪がやんだ夜空です。シュカブラの正面から代表的な冬の星座、オリオンが昇ってきました。