地吹雪(シュカブラの予感)

来た!下から雪がふっている。「下から降る?」と思うでしょうが、下だけではなく横からも。地吹雪だ。北海道・美瑛では昨夜から強風が吹き荒れている。 それによって積もっている雪がまきあげられ、場合によっては渦を巻き、まるで、四方八方から雪攻めに合っているような感覚。気温は氷点下3℃で暖かだが、風のせいで頬が痛い。シュカブラは丘の上に建っているため、なお風が強い。降雪量は少ないものの、風によってできた吹き溜まりが通路を塞ぎ、容易に車を走らせることができない。 久々のトラクターの出番がやってきた。スノーブロアという雪を掻いて飛ばす機械を車体の後ろに付け、ゆっくりと通路を掻いていく。飛ばした雪と降って来る雪が後方の視界を遮る。 1時間ほどで通路や駐車場の除雪を完了、と思いきや最初に終わったところに既に新たな吹き溜まりができている。雪面を滑るように飛んでくる雪の粉。そのサラサラした粉は、時には少しずつ、時には激しく積もっていく。風に削り取られる側の雪面には、波状の模様ができてくる。雪面の模様は人間には到底できない自然が作り出す造形。これがシュカブラ(風雪紋)だ。 シュカブラの庭の大きな白樺の根元を地吹雪が通り抜け、強風に耐えるようにしなっている。 部屋に戻り、薪ストーブに火を入れ、コーヒーを飲みながら、正面の丘に徐々にできていくシュカブラを眺める。何も考えず、ぼーっとする時間。風が止むまでこうして待とう。 止んだら、また、ぼちぼち除雪をしよう。 そして、明日の朝起きたらきっとできている、美しい雪の曲線、大きなシュカブラが。

2022-02-21T18:00:22+09:002022.02.21|

ミラーレス一眼購入

昨年に続き今年の美瑛も雪が少ないです。シュカブラの庭の積雪も50cmぐらいでしょうか。例年ですと、2月には天気も安定し、晴れる日が多いですし長期予報でもあまり雪が降らなさそうです。昨日も今日も快晴、シュカブラからは、大雪山・十勝岳連峰が一望です。 先日、10年ぶりにカメラを買いました。これまでメインとして使っていたカメラは、デジタル一眼レフですが、中古を買ったため、製品としては13年ぐらい前のものでした。当然、動画撮影などできず、基本的に静止画は一眼レフ、動画はiPhoneで撮影していました。 今回購入したものは、ミラーレス一眼です。一眼レフは、ボディー内のミラーにレンズからの光を反射させファインダーに送っているもので、肉眼で見たままのものを覗くことができますが、ミラーレスはイメージセンサーが捉えた光をデジタルに変換し、液晶ビューファインダーに映し出しているので、少しザラザラした感じがあります。 今回購入するにあたり、これまで通りデジタル一眼にすることも考えましたが、メーカー側もメインをミラーレスに移行していくような感じですので、こちらにしました。 さて、カメラが届きました。今回も中古ですが現行品です。次にメモリーカードを用意しなければなりません。これまでは、静止画のみであったため、カードの容量も16GBでしたが、動画は撮っても少しだから32GBもあれば十分だろうとカメラの取説を見ると、128GBからものしか対応を確認していないようです。 まあ、容量が大きい分には問題ないと、ネットで検索。「わぁーっ、高!」安い中古レンズが1本買えるぐらいの値段にびっくり。まあ、10年前とは違いますね。「10年ひと昔」といいますから。 性能が格段にアップしたカメラを手にしましたが、はたして出来上がる写真も格段にいいものになるのか・・・。それはないでしょう。 まだ、メモリーカードが届いていないためワンショットも撮れていませんが、来週あたりから使い始めようと思い楽しみにしています。 それにしても、一眼を持った女性(カメラ女子)が増えましたね。丘を撮影ドライブしていても、よく見かけます。しかも遠いところから車を運転して、一人で来られています。時々、カメラの背面液晶に映った写真を遠くから除くのですが、皆さんとてもお上手です。早く、私も新しいカメラで素敵な写真を撮りたいです。

2022-02-11T11:15:17+09:002022.02.11|

星のソムリエ(星空を眺める)

2022年も12分の1が過ぎてしましました。年明けから全国的にオミクロン株が急激に拡大していますね。 ところでオミクロンって何語だか知っていますか。α・βなどのギリシャ語の15番目の文字です。ちなみに4番目が少し前に流行ったデルタ(δ)です。 さて、今日は星の話です。 美瑛は「丘のまち」として有名ですが、田舎で街灯りも少なく星も良く見えます。今の時期ですと、天気の良い日には冬の代表的な星座である「オリオン座」や全天で一番明るい恒星の「シリウス」などなど、1等星が多いこの時期は夜空が賑やかです。このような明るい星はもちろんのこと、都会では見ることが出来ない天の川もシュカブラから見えます。 ただ、晴れた夜の外気温は氷点下10℃を下回ることが多く、長時間観察するには、まん丸になるまで着込む必要があります。まん丸のまま、雪に寝転がり見上げる星空は最高です。 寒さが苦手という方にも、綺麗な星たちを見る方法はあります。シュカブラのお部屋は常に20℃以上。部屋の灯りを全て消すと、縦150㎝×横200㎝の大きな窓ガラス2枚に星空が浮かび上がります。薪ストーブとテーブルキャンドルだけを焚き、時間を忘れて過ごす、最高の癒しになることでしょう。 明日で、私も52歳になりますが、小学生の頃は星をよく見たものです。小学5年生の頃、授業で習った天体のことにのめり込み、沢山の星座を覚え、また、天体図鑑を買って読みあさりました。おそらく、小学生にして中学生や高校生ぐらいの知識を持っていたと思います。しかし、中学生になりテニスを始めてから、こちらにのめり込み、ほとんど夜空を眺めることがなくなりました。 30歳で北海道に移住してきて、美瑛には4年半前から住んでいますが、この地の夜空を見たときから、星に対する思いが少しずつ蘇ってきました。 星空案内人資格認定制度運営機構が認定する通称「星のソムリエ」というものがあります。美瑛では、その認定を受けられる講座が開催されており、受講してレポートを提出すると「準案内人」になれます。さらに実技試験等に合格すると、「案内人」いわゆるソムリエになれるのです。ソムリエは、美瑛を訪れた観光客などに星空を案内することが出来ます。私も、先月からこの講座を受講しており、とりあえず準案内人、上手くいけばソムリエになり、お泊りと一緒にシュカブラから星を眺めたいと思っています。 ちなみに、星座の中にある星たちには、基本的には明るさの順にα・β・γ・・・・とギリシャ文字がふられています。

2022-02-01T11:10:23+09:002022.02.01|
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