2022年も12分の1が過ぎてしましました。年明けから全国的にオミクロン株が急激に拡大していますね。
ところでオミクロンって何語だか知っていますか。α・βなどのギリシャ語の15番目の文字です。ちなみに4番目が少し前に流行ったデルタ(δ)です。

さて、今日は星の話です。
美瑛は「丘のまち」として有名ですが、田舎で街灯りも少なく星も良く見えます。今の時期ですと、天気の良い日には冬の代表的な星座である「オリオン座」や全天で一番明るい恒星の「シリウス」などなど、1等星が多いこの時期は夜空が賑やかです。このような明るい星はもちろんのこと、都会では見ることが出来ない天の川もシュカブラから見えます。
ただ、晴れた夜の外気温は氷点下10℃を下回ることが多く、長時間観察するには、まん丸になるまで着込む必要があります。まん丸のまま、雪に寝転がり見上げる星空は最高です。
寒さが苦手という方にも、綺麗な星たちを見る方法はあります。シュカブラのお部屋は常に20℃以上。部屋の灯りを全て消すと、縦150㎝×横200㎝の大きな窓ガラス2枚に星空が浮かび上がります。薪ストーブとテーブルキャンドルだけを焚き、時間を忘れて過ごす、最高の癒しになることでしょう。

明日で、私も52歳になりますが、小学生の頃は星をよく見たものです。小学5年生の頃、授業で習った天体のことにのめり込み、沢山の星座を覚え、また、天体図鑑を買って読みあさりました。おそらく、小学生にして中学生や高校生ぐらいの知識を持っていたと思います。しかし、中学生になりテニスを始めてから、こちらにのめり込み、ほとんど夜空を眺めることがなくなりました。

30歳で北海道に移住してきて、美瑛には4年半前から住んでいますが、この地の夜空を見たときから、星に対する思いが少しずつ蘇ってきました。
星空案内人資格認定制度運営機構が認定する通称「星のソムリエ」というものがあります。美瑛では、その認定を受けられる講座が開催されており、受講してレポートを提出すると「準案内人」になれます。さらに実技試験等に合格すると、「案内人」いわゆるソムリエになれるのです。ソムリエは、美瑛を訪れた観光客などに星空を案内することが出来ます。私も、先月からこの講座を受講しており、とりあえず準案内人、上手くいけばソムリエになり、お泊りと一緒にシュカブラから星を眺めたいと思っています。
ちなみに、星座の中にある星たちには、基本的には明るさの順にα・β・γ・・・・とギリシャ文字がふられています。