年末ジャンボ宝くじの当選券を誤って捨ててしまった。

年末ジャンボには一般的な「ジャンボ」と「ジャンボミニ」の2種類がある。ジャンボミニというのは、大きいのか小さいのかよく分からんネーミングだが。
販売最終日に「ミニ」ではなく「ジャンボ」を連番で10枚買った。
年末ジャンボ宝くじは、地方財政法第32条及び当せん金付証票法に基づき都道府県及び指定都市が主体となって販売するもので、その収益は地域振興に使われる。
『まあ、当たるわけがない、寄付のようなものだ』と数年に1回、スーパーの入口付近にある販売所で買い物ついでに買うことがあるぐらいだ。
大晦日の抽選会を見るわけでもなく、年が明けて数日経った頃に財布の中に一束あるのを見つけ、そういえばと思いながら、念のため当選を確認するぐらいだ。
今年も1月10日頃になって、スマホで当選番号を検索し、券と照合した。10枚買っていれば下一桁の300円は必ず当たるようになっているのだが、案の定、1枚300円しか当たらなかった。
当たり券だけを財布に保管し、他の券は事務室のゴミ箱へ。

数日後、スーパーに買い物に行った際、財布の中の当選券を見つけ販売所に持っていき、「当たり券です。換金してください」と販売員さんに渡し読み取り機に通してもらうと「はずれです」とあっさりした返事。
勘違いだったかなと思いながらも、車に戻ってからもう一度スマホで確認したが、やはり当たっている。再度確認してもらおうと販売所に向かおうとしたが、販売所では機械で確認しているため、間違えるはずがない。 ???
『そういえば、年末ジャンボには「ジャンボ」のほかに「ジャンボミニ」というのがあったな』と思い出した。
もしやと思いスマホの画面を見返すと、自分が見ていたものは「ジャンボミニ」の当選番号だった。
自分が買ったのは。「ジャンボ」だ。
改めてジャンボの当選番号と手に持っていた券を照合したところ、確かにはずれだった。
『まあ、読み取り機が間違えるわけがない、というか間違えていたら年明けから、日本中で宝くじ大パニックになっているはずだ。』

『んっ、待てよ。じゃあ、ゴミ箱に捨てたものの中にジャンボの下一桁の300円の当選券があったということだな。300円はもったいないことをした。まあ、仕方ない。』
『んっ、待てよ、もしかして高額当選券が入っていたのでは』と、急に高揚と落胆が入り混じったような気持ちが込み上げ不整脈の発作が起きそうである。
落ち着け。連番で買っているから、手に持っているはずれ券から、番号が推測できる。
推測した番号とスマホの画面を照合。
『あー!』 思わず車の中で叫んだ。隣の車の人が、びっくりしてこちらを見ている。
慌て自宅にいる妻に電話し「事務室のごみ箱の中を見て!」と。
妻から「無いよ。確か数日前に燃やせるゴミに出した」と。
後の祭りである。
まあ、大した額ではない。猫には2か月分のおやつを我慢してもらおう。

最近、年賀状のやり取りも少なくなった。郵便局には悪いが、もうそういう時代ではないのかもしれない。
15枚程度届いた年賀状とお年玉付き年賀はがき当選番号を照合した。2枚も当たった。

実は、宝くじ事件の日のスーパーの買い物で、レシート番号にゾロ目が出ると特等というイベントとをやっていた。
『まあ、はずれだろう』と思ったが、念のため確認すると、なんと特等だった。特等の条件は2連のゾロ目だが、なんと3連のゾロ目。
「おめでとうございます。特等です。凄いです3連ゾロ目!」と店内に響き渡る係の若い男性の大きな声。
レジ付近にいたお客さんがこちらを見ている。
『何くれるの、和牛??』と期待した。
熱湯を注いで作る「カレーメシ」という即席カレーを2つくれた。まあ、忙しい日の昼食には重宝する。
よく見たら特等も三等もほとんど同じだった。
『にいちゃん、特等って大きな声で言わんでもええやろ』と思いながら、笑顔で「ありがとう、おおきに」と言っておいた。

今年は幸先良いのか悪いのかよく分からない。