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口から先に生まれて来た男

もうじき、2月も終わる。異常に暖かい日が続いている。 今年の美瑛は、雪も少なく例年の3分の2ぐらいしか積もっていなかったが、ここ数日の暖かさで、一気に溶けた。 周辺の景色は3月中旬のようだ。 毎年のように、寒い日が減った、雪が少ない、というようなことを言っているような気がするが、もう、それが通常の気候になってしまったのかもしれない。 冬を楽しみに来られるお客さんには、少し申し訳ない気がする。 毎年3月下旬から4月中旬は、自己研鑽のための旅行や施設メンテナンスに充てるため休業する。昨年は、長男の大学進学と引っ越しがあり、ひとり旅に出かけられなかったが、今年は2週間程度をかけ、ブラタモリで放送していた深川、谷中、そして「せんべろ」の街・赤羽などの東京の下町と東北地方を巡るつもりだ。 「せんべろ」って何だろうと思ったら、千円でベロベロに酔えるということだと初めて知った。そんな街に住んでいる人たちは、相当お酒が好きなのだろう。 まあ、自分はそんなに吞まないが。 それと、今度、東京に行ったら、スカイツリーに登ろうと思う。昨秋に行ったときに登り忘れたから。東京の人には珍しくもないだろうが、美瑛では絶対に見られない夜景が展望デッキからは見られるのだろう。 お客さんが美瑛に来て、何処までも続く丘を見て新鮮に感じるように、何処までも続くビルの明かりを見て凄いと思うのだろう。 展望エレベーターは身体障害者割引で半額だし。ちなみに同伴の介助者も。障害者手帳は有効に活用せねば。 一人旅はいつもほぼ無計画、行き当たりばったりで、車中泊やネットカフェを利用することが多い。 宿を予約するとしても当日の朝や前日だ。朝起きて、その日の気分や天気で行き先を決める。泊まる宿は一棟貸しとかではなく民宿などが多い。 確かにシュカブラと同じようなスタイルの宿に泊まることも勉強になるが、全く違うタイプの宿に泊まり、そこで感じたことをヒントとして自分の宿にエッセンスとして加えることが面白いのだ。 民宿だと宿主と話し、その人の宿経営に対する考え方、コンセプトを聞ける機会もある。その人のそういった考えが、その宿のサービスや設備に表現されているのだということを感じやすい。 それは宿だけでなく無計画で時間の制限なくすことで、ブラブラと商店街を歩いて町の人と話したり、また飲食店で店主と話したりすることで感じることも同じである。 まあ、ただ単におしゃべりがしたいだけなのかもしれないが。 昔、母親によく言われた「あんたは、口から先に生まれて来たみたいや。もう少し口数が少ない方がええ。男は寡黙な方がもてる」と。 『おかん、誰に似てしもたか分かるか、あんたや。』 そういえば、妹は寡黙だ。何となく風格があって男気があり、女の子によくもててたなぁ。

2026-03-18T11:02:47+09:002026.02.24|

先々どうするのか、どうなるのか

今日、2月2日は自身の誕生日である。56歳になった。 正確に言うと、誕生日の前日である2月1日に56歳になっている。 『年齢計算ニ関スル法律』では、誕生日前日の午前0時に1歳加算されることが定められているからだ。 なので、4月1日生まれの人が3月31日に一つ年齢が上がるため、その学年の最後の人になる訳だ。 小学校低学年時代、4月1日生まれのクラスメートで近所の友人がいた。出席番号はもちろん最後、身体も小さく、少し可哀そうな気がしていた。 母(おかん)に「なんで、3月31日生まれが最後じゃなく、4月1日生まれが最後なんやろ?」と聞いたことがある。 社会システムや法的なことに関し知識の薄いおかんは、「さぁ、何でやろ。いけずとちゃうか。多分そうや。知らんけど」と適当な返事をした。※「いけず」とは関西弁で意地悪のこと。 三重県四日市に住んでいる時代であるが、おかんは生粋の大阪生まれ大阪育ちの大阪の女(おばちゃん)である。 小学生なりにおかんの言っていることが『ほんまか?』と疑った。当然である。 中学生になり社会科の時間か何かのタイミングで、あのおかん回答が明らかに適当に言ったものであったことが分かり、この人はその時その時の勢いだけで生きている人なんだなぁと改めて思った。 まあ、それが大阪の女の良い所だと、自分自身も適当に解釈した。 56歳、あと4年で60歳になる。 30歳の時、『元気に動けるのも60歳までだろう、半分は本州で生きたから、残りの半分は北の大地で生きよう』と決意、三重県から北海道に移住したが、あの時考えていたとおりだと元気に動ける残された時間はあと4年ということだ。 47歳で大病を患い下半身不自由の身体障害者になり、明確な障害の進行はないものの、『なんかおかしい』ということが徐々に増えてきている。 医者には、病後のリハビリで何とか歩けるようになってからも、一般の人よりは早い時期に歩けなくなると言われているし。 さて、若い時に想定していたように60歳で動けなくなるのか、そうではなく今ぐらいは動けているのか、よく分からないが、もし、動ける状態であれば、次の30年(死ぬまで)をどこでどのように過ごすか、そろそろ考える時期かもしれない。

2026-02-02T18:04:25+09:002026.02.02|
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