もう今年もあと1か月ですね。12月といえばクリスマスですが、今年は不安定な情勢で、盛り上がりに欠けています。

美瑛には、「クリスマスツリーの木」と呼ばれる有名な木があり、観光スポットになっているほか、写真家さんの被写体でもあります。夏には多くの方がこの木を見に訪れます。
冬は人が少なく、落ち着いて撮影ができます。特に今日のような雪が降りしきる日には、静かにシャッターを切ることが出来ます。
とても静かではありますが、耳をすませると、降る雪が雪面に落ちた瞬間の「カサッ、カサッ」という音が聞こえてくるようです。
この木は私有地に立っており近くまで入ることはできません。ただ、心無い方がズカズカと入ってしまうことがあり、所有されている農家さんもお困りのようです。農地は農家さんの庭のようなものです。

写真は今日のクリスマスツリーの木です。美瑛の丘に降りしきる雪の中、凛として佇む姿は、たくましくもあり、かわいらしくメルヘンチックでもあります。
通常、風景の撮影ではストロボは使用しないのですが、この写真は雪に光を当て柔らかい雰囲気を出しています。

今のSkavla敷地内の積雪は20㎝程度です。日中は暖かくなる日もあるので、少し溶けては積もりの繰り返しで徐々に雪深が増していきます。
年末には40㎝程度にはなっているでしょう。ここまで積もれば、敷地内でスノーシュー散歩や雪へのダイブが楽しめます。サラサラの雪なので、払えばすぐに落ちます。
寒いのは苦手という方は、薪ストーブを焚きながらお部屋の窓から、外の白銀の世界をお楽しみいただくこともいいでしょう。

Skavlaでは、お客様が自由に好きな滞在スタイルをお楽しみいただくことが出来ます。
12月末までには、マイナス20度になる日が1日はあるでしょう。風もなく青空が広がり大雪山・十勝岳連峰や丘、そして霧氷の付いた樹々。寒気が上空に入り、放射冷却で地表の熱が奪われたときにこそ、目にしたことにないような素晴らしい景色に出会えます。挑戦する方は私と一緒に外で撮影を楽しみましょう。のんびり眺めたい方は、暖かなSkavlaのお部屋から。