今朝の美瑛の気温は氷点下13度。このところ、日中は暖かく、朝は冷え込む日が続いています。

夜のうちに雪が降ることが多く、朝、窓の外を眺めるとサラサラの新雪が積もっており、朝日が雪原を照らします。雪の結晶に反射した光がキラキラと輝き、影になった部分は青く見えます。

雪は白一色なのに、金色に見えたり、銀色に見えたり、青く見えたりと不思議な光景です。

朝食もそこそこに、とりあえず氷点下の中を散歩です。敷地内には、あちこちにキタキツネやウサギが走り回った形跡があり、時々、ウサギがキツネに追われているようなものも見られます。ウサギの足跡が頻繁についているところを見ると、キツネはまだウサギを捕まえられていないのが分かります。

人の足跡、手の跡、私も綺麗な雪面に後を残します。そして、雪面に大の字に寝転がり、青い空とゆっくり流れる雲を眺めます。雪の中に30㎝ぐらい埋もれると、サラサラの雪が少しだけ顔にかかり、耳からは「シーン」とした音が聞こえてくるようです。

雪の中は暖かい。立っているより座っているより、雪に埋もれるように寝転ぶとなぜか暖かく感じます。

今シーズンは雪の日が多かったため、大雪山や十勝岳連峰が見られる日が少ない冬ですが、3月に入ると晴れる日が多いとの天気予報です。

雪に覆われた山が、朝日に照らされ金色や銀色に輝き、夕日に照らされピンクやオレンジに染まる日が増えてくるのではないでしょうか。

天気が安定してくると敷地内でのスノーシュー散歩が楽しいです。朝起きて散歩してからの遅めの朝食。

忙しい毎日から離れて、大切な人と時間を忘れてダラダラのんびり過ごす日が必要ですね。