ついに来ました、この季節。十勝岳連峰の白、秋蒔き小麦の緑、そして、カラマツの紅葉。少し天候が安定しないですが、雲の切れ間から差し込む陽の光が、いっそう絶景を引き立てます。
 Villa Skavlaの敷地入口からは素晴らしい景色が見えるため、沢山のレンタカーが減速したり一旦停止したりしています。それほど道幅が広くなくカーブでもあるので、景色に見惚れたドライバーが追突事故を起こしそうですので、なるべく、入口付近に停めないようにお願いをすることが多いです。この道からも、もちろん絶景なのですが、奥に入ったSkavlaからの景色は、これを上回り、さらにお部屋の窓から見る景色は、額縁の絵画のようです。薪ストーブを焚いた暖かな室内で、時間を忘れてゆっくり見ることが出来ます。
 10月30日、グランドオープンし、11月は何組かのお客様からご予約を頂いております。私が感じるところ、この時期は閑散期で、以前は観光客がもっと少なかったような気がしますが、この時期の美瑛の素晴らしさが徐々に知れ渡りつつあるのか、今日も大型観光バスを何台か見かけました。
 もっともっと沢山の方に、この時期の素晴らしさを知ってもらうため、頑張っていきたいと思います。
 今週は平地にも雪が降る予報です。オレンジのカラマツにうっすらと雪が被ると、なお一層素晴らしい景色になります。
 友人に聞いたことですが、東京に住む知人が初めて美瑛を見たとき、感動のあまり涙を流したそうです。その気持ち、すごくわかります。なぜなら、毎日この景色を見ている私でさえ、なぜか時々、見ている景色がにじみます。
 この気持ちを、沢山の方に味わっていただきたいと思います。