プレオープンではありますが、昨日から1泊、この宿にとって、私にとって初めてのお客様をお迎えしました。緊張とトラブルの連続で、お客様に助けていただく場面もありましたが、この土地のこと、建物のこと、家具のこと、アメニティのこと、ストレスなくリラックスして過ごせたとお褒めの言葉を頂きました。また、ご友人にもぜひ紹介したいとのことで、大変うれしい気持ちになりました。私が、落ち着き対応出来たら、もう少しお話もできたと思います。「また来ます」と言っていただきお見送りをしました。オープンしてお一人目のお客様、一生忘れない方になるでしょう。

さて、美瑛はここ数日で山から紅葉が降りてきました。先週、大雪山旭岳ロープウェイに乗ろうかと、妻と2人で乗り場付近の駐車場まで行ったのですが、紅葉を見るには少し早かったと引き返しました。その2日後から急に冷え込みが強まり一気に色づき始めました。

今時期の紅葉はもみじの赤や白樺の黄色で美しいのですが、10月末から11月初旬のカラマツの紅葉は見事です。丘は秋蒔き小麦の芽で緑に、山は雪で白く、最高ですね。

一般の観光客の皆さんは、この時期めっきり減ります。しかし、この美しさを知っているカメラマンは美瑛を訪れます。1年に1週間程度しかないこの時期を狙って東京や大阪から来られ、地元のプロカメラマンの写真ツアーに参加する方もいます。

私も、この時期からの方が、カメラを片手に出歩くことが多いです。しかし、ここVilla Skavlaにいると目の前が絶景で、移ろう景色が楽しめ、また、撮影ができます。朝は東に、夕は西にレンズを向けます。しばしば、楽をして薪ストーブで暖かい室内から、絶景に向かってシャッターを切ります。シュカブラには木枠の縦140㎝×横200㎝の窓が2枚入っていて、まるで、額縁の中の絵画が刻一刻と変化していくようです。

写真は、美瑛町の隣、旭川市西神楽の就実地区です。シュカブラから車で10分程度。美瑛に比べて観光客が少なく穴場です。

明日も1組お客様をお迎えします。したことがない焚き火をしたいとのご要望があり、ご一緒しようかと思います。楽しい1日になりますように。