昨日、庭木を切った。
切ったといっても、剪定などのレベルではない。
直径約50cmの白樺の大木だ。
シュカブラの敷地内には、3本の白樺の大木が立っていた。
そのうちの一本が弱って枯れてきており、倒木の危険性があったため、以前から秋になったら切ろうと思っていたのだ。
切り倒し、枝を掃い、幹を玉切りし、保管場所に移動する工程を2時間程度と見積もっていたが、4時間過ぎても終わらなかった。
倒す方向を誤ると家が潰れたり、通路を塞いだり、自分が下敷きになったりと大変なことになるため、風向きや切込みを入れる角度を計算し、太い幹にチェーンソーの刃を入れた。
白樺は成長が早く柔らかい木であるため、すいすいと刃が進む。5分程度で切込みが完了し、次に切り込み口にくさびを2つ入れハンマーで叩くと木が傾き始めた
白樺が倒れる瞬間のミシミシメキメキという音は、まるで「よくも切ったな」という木の叫び声のようにも聞こえた。
概ね順調に切り倒すことができたのだが、枝掃いや玉切りには予想以上に時間がかかり、足元がふらついていたため、昨日は作業を途中でやめた。
この白樺は、この土地に住み始めた8年前には既に大木として存在していた。
この土地を譲ってくれた地主さんからは、樹齢50年にはなるだろうと聞いていた。
美瑛に限らず北海道内では白樺を沢山見かけるが、その多くは植えられたものではなく、種が飛び自然に生えてきたものだ。
50年の年月が育てたものは、人間一人の手で、2時間そこそこで処理できるものではないと、人間のちっぽけさを感じながらの作業であった。
今日も午後から続きの作業を行う。
幹は薪に、綺麗な枝はキーホルダーにしようと思う。枝を輪切りにし、少し磨いただけのキーホルダーだが、時々「かわいい」と言ってくれる人がいる。
8年間ではあったが、この木と一緒に生活できたことを幸せに思う。
一昨日、雪虫が飛んでいた。以前にも書いたが、雪虫とはアブラムシの仲間で、胴体は真っ白な毛で覆われている。
雪虫が飛ぶと、1週間から10日後には平地でも初雪が降ると言われている。
まだ、雪が降るほど寒くはないが、晴れた日の日の出前は5℃程度と冷え込んできた。
と思って天気予報を見たら、来週から急激に気温が下がってくるようだ。
流石、雪虫である。
いよいよシュカブラの季節がやってくる。
コメントする