明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
十勝岳連峰にのしかかるような雲がかかっているものの、初日の出を拝むことができた新年の幕開けです。

大晦日は例年通り「ゆく年くる年」を見ました。0時を迎えテレビから新年を祝う花火が打ちあがるのが中継されていましたが、テレビからの花火の音とずれて、微かに外から同じような音が聞こえます。窓の外を見ると美瑛の街にも花火が上がっています。それほど大きく見れませんが、照明を消し、薪ストーブを焚き、暖かな室内から遠くに見える花火を「お泊りのお客さんも見ているのかな」などと考えながら、新年を迎えました。

昨年は、首都圏、関西圏、中部圏の方を中心に100組以上の方々とお会いすることができ、充実した1年になりました。こちらも、感染防止対策をしていますが、お越しになられる方からは、前もって「ワクチン接種済みです。」「PCR検査を受けています。」「東京から伺っても大丈夫ですか」などのお気遣いをいただく方も沢山いらっしゃいました。
早くマスクを取って、不安なく旅を楽しめる時が来るのを願うばかりです。

今シーズンは全国的に寒波が襲いかかり、日本海側では大変な雪になっているようですが、美瑛は今のところ、昨シーズンより少なめです。
全国ニュースで北海道の大雪が報道されると、北海道外の方からは、「大丈夫ですか」「到着できるでしょうか」等とのお問い合わせがしばしばあります。
確かに美瑛も大雪に見舞われることがありますが、道内の中ではそれほど雪の多くない地域です。例えば日本海側のニセコなどは3mの積雪になる年もありますが、美瑛は多い年でも1m程度です。さらに帯広や釧路などの太平洋側になるとあまり積もりません。小中学校の授業でも、日本海側はスキー、太平洋側はスケートです。

ただし、雪が降らなく晴れた日の朝は冷えます。
今朝も晴れたので、窓に付けた温度計を見ると氷点下15℃を指していました。
外に出ると普通にダイヤモンドダストが見れます。丁度、お泊りのお客様もお子様と散歩をされていましたので、「今、マイナス15℃ですよ。」伝えると、「えー」と言われながら、そんな極寒だけど嫌な寒さではないと感じられていないようでした。昨夜は、薪ストーブの炎を眺めながら、ゆっくりと過ごされたようです。