10月30日、Villa Skavlaは1周年を迎えました。
コロナ感染が拡大する中、昨年の10月30日、シュカブラは静かにグランドオープンしました。オープン直後は予想を上回る数のお客様をお迎えすることができましたが、年末には緊急事態宣言の影響でキャンセルが相次ぎ、1~5月までは予約カレンダーがスカスカの状態で寂しい思いをしていました。
6月に入るとカレンダーが埋まり始め、7~10月は沢山のお客様をお迎えすることができました。
公務員を辞め、以前からの夢であった宿を開業するにあたり、応援してくださる方や思い直せと止めようとする方と色々な話をしました。特に宿泊施設を経営されている言わば宿経営の先輩方には、沢山のアドバイスを頂きました。また、美瑛町内や近郊の飲食店の方や支援機関や公的機関の方々にも、沢山のご助言を頂きました。そして、シュカブラを設計してくれた建築士さんや施工業者さんには、私たち夫婦のこだわりの注文を何とか解決しようと頑張ってくださいました。その他にも、沢山の方々から支えていただきました。
また、これまでに100組200様以上のお客様とお話ができ、沢山の応援メッセージもいただきました。中には、移住についての相談も。
特に、大きな問題もなく1年を過ごすことができ、これもひとえに応援してくださる方々のおかげです。
今日、思いもよらないサプライズがありました。ビックリ、ビックリ、この仕事をしていて良かったと思える瞬間でした。

今、美瑛の丘は晩秋の紅葉が真っ盛り。丘のカラマツ林はオレンジに、畑には秋まき小麦の緑が鮮やかです。
今日は、1周年を祝うような天気。ひとことで言うと「絶景」です。

明後日からは11月、いよいよ冬に突入します。シュカブラ(風雪紋)の季節がやってきます。私の大好きな季節、冬がやってきます。
青い空、一面の銀世界、美瑛の最も美しい季節がやってきます。
吹雪が去った後にできるシュカブラを見に来てください。

美瑛の丘は、いつものように空、山、動物たちに見守られながら時が過ぎます。
シュカブラは、オーナーである私が北海道に移住してからこれまでに楽しんできたことを、皆様にも知っていただくための宿。
これからも、シュカブラとしての軸をここに置き、静かにやっていくつもりです。