北海道美瑛にオープンする絶景の宿(1日1組限定の貸別荘)のオーナー櫻井です。

 

美瑛の夏は続いています。先週は麦の刈り取りが最盛期でした。丘のいたるところに麦稈ロール(牧草ロールのような形)ができ、雨が降る前にトラックに満載して畑から運び出していました。トラクターのライトを点灯させ暗くなってからも作業をしている農家さんを見ていると、のんびり写真を撮っているのが申し訳ない気になります。ただ、今夜からぐずついた天気がお盆明けまで続く予報です。北海道はお盆を過ぎると気温が下がり、もう秋の入り口です。大雪山では8月下旬に紅葉が始まり、旭岳や黒岳ではこの時期に雪が降る年もあります。

 

美瑛の丘の写真撮影は、朝や夕が多いです。プロ、アマ問わずこの時間帯は斜光でコントラストと奥行きのある作品が撮れる確率が高く、写真家にとって心高鳴ります。でも、運が悪いことに朝も夕も食事の時間帯と重なります。

そうなんです、多くの風景を撮る写真家にとって、食事の時間は、1日のうちで真にシャッターチャンスの時なのです。もちろん、食事が付いている宿は、みんなと楽しく食事ができていいのですが、写真を撮る人は、ご飯の時間に拘束されたくないという人が多いのです。

当施設は、食事の提供はありません。写真を撮るお客様はもちろんのこと、撮らない方もじっくり絶景を味わっていただきたいと思います。

 

撮影が終わってから、ヴィラのキッチンで好きなものを作るも良し、事前にデリバリーを予約しておくのも良し、美瑛の街に繰り出すのも良し。自分のペースで気ままに好きなように。

美瑛は新鮮な野菜が農家さんの家の前で無人販売されていたり、小さい町でありながら、美味しいお店が沢山あり、当施設のHPでも紹介しています。

 

昨日、先月からぼちぼち土台から自作していた宿の看板が完成しました。妻と二人、セルフタイマーで記念撮影をしましたが、照れますねぇ。いよいよオープンも近づいてきたなという感じです。とはいっても、正式オープンは10月下旬になる予定です。。大雪山や十勝岳連峰は白く、カラマツはオレンジに、秋蒔き小麦の芽が緑に、私の一番好きな季節、皆様にも堪能していただきたいと思います。

 

Villa Slavla(http://villa-skavla.com)は建物を丸ごとお貸しする一棟貸(貸別荘)スタイルです。4000㎡の敷地に、1日1組限定のラグジュアリールーム。非日常の特別な時間をお過ごしいただき、北海道の旅、美瑛の旅を最高のものにしてください。