ここ数日、小さな野鳥がしきりに室内を覗き込んできます。これまでは、敷地内にある姫リンゴの木にとまり、しばらく鳴いた後、どこかに去っていくという繰り返しだったのですが、その木から窓枠に飛び移りしがみついて、中の様子を覗ったり、羽ばたきながら窓にバタバタとぶつかったりしています。
その様子を観察していると、どうも室内に入りたいというような感じに見えます。少し窓を開けて、入って来るかどうか試してみたいところではありますが、うちには、宿の看板猫が2匹います。入って来ようものなら、室内はとんでもないことになりかねません。窓枠にしがみついている様子を見る猫たちの目はまん丸で、「クァッ、クァッ!」と妙な威嚇の声を発しています。
猫に狙われているとも感じないのか、小鳥は「入れてくれよ」というような表情でこちらを見つめています。
この鳥の種類をネットで調べてみたところ、「ヒタキ科」に属する鳥であるようですが、ヒタキには「ノビタキ」「エゾヒタキ」「サメヒタキ」「キビタキ」など数多くの種類があり、1つの種類の中でも、個体差があるようで、どれに当たるかよく分かりません。ヒタキという名の由来は、尾羽を振り下ろしながら「カッ、カッ」と鳴く声が火打ち石を打つ音に聞こえることかららしいです。
さて、寒さはまだ続いています。自宅でも薪ストーブを焚いています。当初、宿泊棟の薪ストーブも4月でシーズンオフになるかと思っていましたが、GW中盤からは雪も降る予報で、お泊りになられるお客様には、お部屋で薪ストーブの炎を見ながらゆっくりしていただけそうです。寒さは、それはそれで楽しみ方が沢山あります。
春の美瑛の丘や富良野盆地は秋まき小麦の芽が青々としてきました。その上に雪が降ると、緑と白のコントラストがとても綺麗です。さらに、曇りの方が曇の切れ間からスポットライトのように日が差し込み丘を照らします。その瞬間は、鳥肌が立つ素晴らしい絶景です。
5月31日まで、北海道民を対象にスタンダードプランの30%off「どうみん限定特別割引プラン」を実施しています。詳しくは、aboutやreservationのページをご覧ください。